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新たな取り組みへのお誘い

2023年9月20日に開催の「国産広葉樹活用プロジェクト第3回セミナー」でいただいたご要望にあわせて、以下のようなフォローアップ計画をたてました。まずは「里山の資源利用」や「森林環境の保全活動」など6つのジャンルを分科会として、相談の機会を設けます。1)〜3)は11月10日に第一回オンラインセミナーを開催しました。今後も不定期で開催予定で、第1回に参加されなかった方々も参加申し込みいただけます。

検討分科会(予定)

次のURLをクリックし、「参加希望フォーム」より、分科会への参加についてご回答ください。

https://forms.gle/PbV4SB7zJqoV5a6q9

1)

里山広葉樹の利用を進めたい

業種や分野など

①森林所有者(企業林を含む)

②行政(国、都道府県、市町村)

③森林管理受託および活動者(トラスト、学術、NPO等の団体)

④その他の業種や取り組み

MORI TAGアプリhttps://www.arboreta.co.jp/moritag)は今年末まで利用料無料としていましたが、年度の試行も利用料無料とします。まずこの分科会でご相談ください。仮に、試行後に本格導入できない場合も、取得データはダウンロードして利用いただけます。

2)

国産広葉樹材を買いたい

(材以外の資源利用を含む)

①住宅、家具・内装等の企業で、ある程度大きな材積量(ロット)を必要とする

②個人作家・小規模製作企業で、年間利用材積は少ない

③工芸その他の用途で、特定の要望がある(個性的な樹種など)

④その他の業種や取り組み

3)

森林管理・学術的調査

環境関連課題を扱う

①企業等の所有林の管理方法を検討したい

②企業のCO2排出削減やCSRの取り組みとして、森林に関わりたい

③大学、研究機関、トラスト等による森林調査

④その他の業種や取り組み

4)

レーザー測量による広域森林調査を希望

お申し込みの方には、ヤマハ発動機担当者から連絡を入れさせていただきます。森林情報の解釈と資源利用については1)の分科会でご相談に対応します。

①森林所有者(企業林を含む)

②行政(国、都道府県、市町村)

③森林管理受託および活動者(トラスト、学術、NPO等の団体)

④その他の業種や取り組み

5)

マスメディア、報道

出版関係の方

9月20日のセミナーおよび当プロジェクトへのご質問や提案、取材のご要望がありましたら、ご連絡ください。セミナーアンケートで具体的にご質問いただいた場合には、順次対応いたします。

6)

ジャンルが未定の場合

これから取り組み内容を考えたい場合や、上記の分類に当てはまらない場合は、暫定的に1〜3)から近いものを選択、あるいは個別に相談と記入ください。分科会のご提案も歓迎します。

完了したイベント
国産広葉樹活用プロジェクト第3回セミナー


「里山広葉樹材の流通創出および今後の技術的展開」

日本国内では広葉樹材の流通が進んでおらず、輸出国の事情による材価高騰などの問題があります。また、奥山からの収奪林業が続くと良質資源の枯渇に向かいます。2021年から本プロジェクトでは、里山広葉樹の用材化と流通に取り組んできました。1950年代から放置された里山では、ミズナラやクリ、サクラ類など家具や内装材に適した大径木が増えているにもかかわらず、所有者側が「燃料用の山」という認識のまま活用できていません。これを木材として流通させるには、伐採前に量・質の把握が必須で、伐採後の次世代育林を含めた利用計画が必要です。第2回および昨年の合宿セミナーでは、立木をデジタルカタログ化して伐採前に販売する「MORI TAGシステム」を紹介しました。神戸大学農学研究科では、大学発ベンチャーのアーボレータ合同会社やプロジェクト参画者とともに資源化の試行を進めており、今回は実際の手順と成功例を紹介します。また、今後の技術発展について、ヤマハ発動機の無人ヘリコプターによる森林情報デジタル化について解説します。

セミナーは終了しました。
動画の視聴をご希望の方は、以下からお申し込みください。
https://forms.gle/AqGMtcPobDJwBsrC9

開催日時 2023年9月20日(水)14:00〜16:30

講演1 MORI TAGシステムによる里山材の新たな流通
       (神戸大学名誉教授、アーボレータ合同会社 黒田慶子)

講演2 資源の把握から用材として利用するまでの実際
       (神戸大学大学院農学研究科 東若菜)

講演3 長野県大町市における広葉樹林業の可能性~製材納品事例からの報告
       (株式会社山川草木 香山由人)

講演4 技術発展:無人ヘリコプターによる超高密度レーザ計測とその活用方法
       (ヤマハ発動機株式会社 加藤薫)

質疑応答

  • 開催形式 会場参加またはWebでの参加(Zoom)

  • 会場 神戸大学農学C101教室(神戸市灘区六甲台町1-1)

  • 参加費 無料

  • 申込  下記URLのフォームに必要事項を記入してお申し込みください。
    https://forms.gle/AqGMtcPobDJwBsrC9

     

  • 〆切 9月19日(火)会場定員120名。Web参加は定員なし。
    会場定員に達した場合はWeb参加をお願いします。

     

  • 主催 神戸大学大学院農学研究科 

  • 共催 アーボレータ(同)、ヤマハ発動機株式会社

  • お問合わせ先 神戸大学農学研究科 moritag[at]landscape.kobe-u.ac.jp
    (※[at]を半角アットマークに置き換えてください)

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